コツ1:カメラの準備
撮影は極端に画質を落とした設定にしていなければ、デジカメ・スマホどちらを撮影に使用しても問題ありません。
【デジカメの場合】
写真に日付が入るように設定されている場合があります。(邪魔な位置に日付が写り込んでしまうのを防ぐため)日付が写り込む設定がオフになっているかを事前に確認してから撮影を始めてください。
日付は入らない設定にしましょう
コツ2:撮影する場所を選ぶ
背景に人や掲示物が写り込まない場所を選びましょう。
人物に直射日光が当たらない明るい室内で、掲示物のない白色系の壁を背に立って撮影ができるとベストです。
掲示物のない壁を背景にしましょう
濃い色の壁は人物の顔色(肌色)に影響を与えますので避けましょう。
学校でよく見かける掲示板用壁装材(緑色のものが多い)を装着した壁の前も避けた方が無難です。人物の肌に色が反射して、不健康に見えてしまいます。
できれば、色付きの壁は避けましょう
コツ3:適切な範囲を撮影する
少なくともバスト下あたりから上、できれば腰から上を目安に写真に収めてください。
顔の上方、左、右にスペース(余分な空間)があるよう、やや離れて撮影するようにしていただけると紙面に使用しやすい写真が撮れます。
廊下など撮影者があまり後ろに下がれない(被写体から距離が取れない)場所では、バスト下あたりから上を狙って撮影しましょう。その際は、特に顔の上方にスペース(余分な空間)が確保されるよう気をつけてください。
所属や名前を書いた紙を持って撮影する場合は、紙は腰の高さで持っていただくようにしましょう。
胸の位置だと顔に近すぎます!
先生方の名札を正面に向けてもらい名前が見えるようにして撮影するだけでも、顔とお名前の照合に役立ちます。
複数人を同時に撮影した写真でも大丈夫です
横並びに並んでいただいた写真を切り抜き、個別写真にして紙面に使用することもできます。
複数人並んで撮影する際は、各個人の顔の上方、左、右にスペース(余分な空間)をイメージし、少し距離を空けて並んでいただき撮影しましょう。
コツ4:学校に撮影を依頼する場合
学校側に撮影を依頼した場合、顔だけ大きく写っている(いわゆる『どアップ』)の写真になってしまいがちです。
- 少なくともバスト下あたりから上、できれば腰から上を目安に撮影
- 顔の上方、左、右にスペース(余分な空間)がある
- 所属や名前を書いた紙を持って撮影する場合は、紙は腰の高さで持って
『こんな感じで撮影して欲しい』と見本(写真やイラスト)をお渡しして依頼すると、イメージに大きなズレがないかと思います。
コツ5:スムーズに撮影する
事前にリストを準備し、撮り忘れのないようにチェックしながら撮影しましょう。
できれば撮影者とチェックする係・誘導する係の3名体制が望ましいです。最低でも撮影者とチェックする係の2名体制で行いましょう。
PTA総会や入学式、始業式など先生方が揃っているタイミングで撮影することが多いかと思います。『PTA総会終了後に、廊下で1年生担任の先生方から順に撮影します』など、事前に先生方へお知らせしていただけるよう教頭や主任の先生へお願いしておくと安心です。
当日は学年ごと・クラス順など撮影順に並んでいただき、どんどん流れるように撮影できるとスムーズに進みます。
撮影の流れやお願いを書いた紙を用意し、並んでいる間に先生方に一読していただくと説明の回数を減らすことができます。(読んだら後ろに回してくださいとお願いすれば対応していただけると思います。準備する説明の紙が少なくて済みますのでおすすめです。)
例えば・・・
- 1年生担任→2年生担任→3年生担任・・・の順に撮影します。
- 1組→2組→3組・・・の順に撮影します。
- 撮影前に担当者が、先生の担当クラス(科目)とお名前を確認します。
- 2~3名ずつ一度に撮影します。壁に沿って横に並んでいただき、お隣の先生と30㎝くらい離れて立ってください。(床に目印を置いています。目印の位置に立ってください。)
- 撮影後、モニターで写真がきちんと撮れているか確認します。ピントが合っていない・目を閉じている場合は撮り直しをさせていただきます。モニターでの確認が終わったら、担当者が先生にお声かけします。その場で少しお待ちいただけると助かります。
- お急ぎの先生は、先に対応いたします。遠慮なくお声かけください。
- 名札を一緒に撮影し、お顔と名前を照合いたします。名札が写真に写るように、お名前が見える面を正面に向けてください。
- 腰から上を撮影いたします。
- 担当クラス(科目)とお名前を書いた紙を用意しています。紙は腰の高さで持ってください。(イラストがあるとわかりやすい)
など
先生方の名札を正面に向けてもらい名前が見えるようにして撮影すれば、顔とお名前の照合に役立ちます。
立ち位置の床に目印となるような小物を置く、剥がせるテープを貼るのも有効な手段です。
後日の撮り直しは難しいため、1名撮影するたびにピントが合った写真が撮れているかモニター等で確認するようにしましょう。モニター確認が終わるまで、先生にはお待ちいただきましょう。必要であれば、その場ですぐ撮り直しをします。